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ほぼ全入状態の私立高校受験

2014-01-25

今朝(2/24)の高知新聞の記事を載せてみました。この記事の数字は、土佐高以外実数と大きくかけ離れています。

記事には一般入試の募集人数が掲載されていますが、これは全体の募集人数の半数なので、推薦入試での合格者で定員が埋まっているのは、高知中央高校だけということになります。

 

 したがって、志願状況の実数は、学芸高校48/50・土佐塾高校35/25・土佐女子高校24/22・高知高校53/96(実質募集人数/志願者数)・・・ということになります。それに加えて、保護者世代の頃と違って合格者の半数以上が公立高校への入学を希望している現状では、全員合格にしたとしても入学者が欠員になるということです。

 

 この状況を見たとき、これまで同様に無理を強いる中学受験が必要なのか、大いに疑問に感じます。私立校の校風や伝統への仲間入りをするために受験を考えているのであれば、中学入試で無理を強いる必要はありません。高校から入学した時の事を想定して、中学3年間で入念な準備をしておけば良いだけの事です。
 何を得るために受験をするのか、この機会にじっくりと考えてみて下さい。